えみこの絵本ガイド

二児のママであるえみこがおすすめする絵本のご紹介

【絵本レビュー】おふとんのなか、みせてみせて!【ヒド・ファン・ヘネヒテン】

おふとんのなか、みせてみせて!~眠りにつく前の幸せな時間~

この絵本、「おふとんのなか、みせてみせて!」は、我が家でも大ヒット中の一冊です。4歳と2歳の娘たちは、寝る前の読み聞かせの時間になると、この絵本をせがみます。 ページをめくるたびに現れる仕掛けと、可愛らしいイラスト、そして何よりも、眠りに誘う優しい語り口調が、子供たちの心を掴んで離しません。

ふとんをめくるワクワク感!仕掛け絵本のおもしろさ

まず、この絵本の最大の魅力は、なんといっても「ふとんをめくる仕掛け」でしょう。 ページをめくると、お布団の中に隠れていた動物たちが次々と登場します。 小さな手でも簡単にめくれる工夫が凝らされていて、2歳の次女でも一人でめくって楽しんでいます。 最初は私がめくって見せてあげながら読んでいましたが、今では自分からめくって、「次はなんだ?」と、わくわくしながらページをめくっています。

この仕掛けは、ただめくるだけではありません。 それぞれの動物たちが、お布団の中でどんな風に過ごしているのか、想像力を掻き立てられます。 例えば、くまさんはお気に入りのぬいぐるみを抱きしめて眠っている様子や、ねずみの家族が仲良く寄り添っている様子など、見ているだけで心が温かくなります。 子供たちは、それぞれの動物の表情や仕草をじっくりと観察し、自分の想像を膨らませて楽しんでいるようです。

心地よいリズムと優しい言葉選び

文章のリズムも絶妙です。 短く、シンプルな言葉で書かれているため、小さな子供にも理解しやすく、飽きさせません。 繰り返しの言葉が多いので、子供たちは一緒に言葉を口ずさみながら聞いてくれます。 寝る前の読み聞かせには、まさに最適なテンポと声のトーンです。

さらに、絵本の言葉選びは、とても優しくて温かいです。 動物たちの様子が丁寧に描写されているので、子供たちは自然と安心感を感じ、穏やかな気持ちで眠りにつけるのではないでしょうか。 読み聞かせをしている私も、この絵本を読むことで、日々の疲れを癒されている気がします。 優しい言葉と温かいイラストは、疲れた大人の心を優しく包み込んでくれます。

見て、触れて、聞いて、五感を刺激する絵本

この絵本は、視覚、触覚、聴覚と、子供の五感を刺激する要素がたっぷり詰まっています。 可愛らしいイラストは、色彩豊かで、見ているだけで楽しくなります。 そして、ふとんをめくるという触覚的な体験は、子供たちの好奇心を刺激し、積極的に絵本と関わろうという意欲を高めてくれます。 読み聞かせを通して、親子の触れ合いも深まります。

また、この絵本は、単に動物たちが登場するだけの絵本ではありません。 それぞれの動物が、お布団の中でリラックスして過ごしている様子を通して、子供たちに「寝る時間」の大切さや心地よさを自然と伝えてくれます。 寝る前の抵抗が強い子供たちにとっても、この絵本を通して、寝る前の時間をよりポジティブな時間に変えてくれるかもしれません。 まさに、ねんねトレーニングの導入として最適な一冊だと思います。

親子の絆を深める大切な時間

寝る前の読み聞かせは、親子にとって大切なコミュニケーションの時間です。 この絵本は、その時間をより豊かで幸せなものにしてくれるでしょう。 子供たちは、絵本の世界に没頭し、親は子供たちの表情を間近で見て、その反応を楽しめます。

私の娘たちは、絵本を読み終えると、安心した表情で眠りにつきます。 その穏やかな寝顔を見るたびに、この絵本を選んで本当に良かったと心から思います。 読み終えた後、少しの時間、娘たちと絵本について語り合う時間も、大切な思い出になっています。

こんなお子さんやご家庭におすすめです

この絵本は、2歳から4歳くらいのお子さんを持つご家庭におすすめです。 特に、寝る前の抵抗が強いお子さんや、絵本を通して親子の絆を深めたいと考えているご家庭には、最適な一冊です。 仕掛け絵本が好きなお子さんにも、もちろんおすすめです。 また、寝る前の落ち着いた時間を楽しみたい方、穏やかな気持ちで一日の終わりを迎えたい方にも、この絵本の優しい世界観はおすすめです。 この絵本を通して、お子さんと一緒に幸せな時間を過ごしてください。 そして、この絵本が、お子さんの素敵な夢を彩る一助となりますように。 おふとんのなか、みせてみせて!

タイトル おふとんのなか、みせてみせて!
著者 ヒド・ファン・ヘネヒテン / ・絵松永りえ
出版社 パイインターナショナル
発売日 2024年11月